【バンコク→チェンマイ│寝台列車の旅②】総12時間│車内の様子と車窓の絶景

アジア

「目的地に着くことよりも、その道のり(プロセス)こそが旅なのだ」

乗車してすぐ、車掌がやってきてチケットの確認をする。メールで受信したPDFをスマホで見せるだけでOKだ。印刷は不要だった。

今夜の戦利品

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駅で買い込んできたコーラ、カッパえびせんもどき、蒲焼野郎の辛い版。これからはじまる鉄道旅に静かに乾杯した。

食堂車からの声掛け

大体が、190バーツの弁当のようだ。

しばらくすると食堂車からスタッフの声が聞こえてきた。出発が大幅に遅れたため、夜の食事提供はすでに終了。明日の朝食の注文を受け付けているという。せっかくの機会なので、朝食を頼むことにした。

寝台列車ルームツアー

2等級スリーピングシート

出発直後の車内の様子。
寝静まったあとの車両内部の様子。

二段ベッドが左右にある。15ベット×2(上下段)×2列の60ベッドが1つの車両にひしめき合っている。12時頃には静かに寝静まる。

下段ベッド

Lower Seat(下段ベッド)
あぐらをかいてもゆったり座れる広さ。
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下段ベッドは広い。ゆったり足を伸ばして寝返りも問題ない。窓があるので、外の景色を横になりながら眺められる。快適な空間だ。座っても、頭がぶつからない程度の高さがある。また、枕とブランケットもついている。

上段ベッド

2等級の別の車両。カーテン色が緑。上段のベットの様子。
上段のベット。下段よりも、高さと幅がない。何よりも窓がない。

上段ベッドは窓がなく、天井も低いため、座ったときに背筋を伸ばせない。帰りに上段に乗ったが、揺れもかなり大きかった。Lower Berthを選ぶべき理由はここにある。

水回り

洗面台が各車両の間にある。歯磨きは問題なくできた。

トイレは完備されている。ただし、便器の下を覗くと線路が見える。排泄物は線路上に垂れ流しだ。まあ、それも旅の楽しい体験だ。

便器の下に直接穴が開いている、ダダ漏れな作りだ。

夜のとばりに包まれて

心地よい揺れと、レールと車輪が奏でるリズム。気がつけば深い眠りに落ちていた。

朝の目覚め

6時前に自然と目が覚めた。窓の外には大地の緑が広がっている。

のどかな風景
小刻みに流れていく風景
朝の踏切。バイクが行き交うタイの日常
途中駅に展示されているSL
朝霧がかかった山と田畑

踏切を待つバイク、田んぼ、途中駅に展示されたSL、霧に煙る山。車窓はタイの朝の日常をそのまま切り取っていた。

食堂車で朝食

外国人旅行者で賑わう食堂車
炒飯・春巻き・目玉焼き・スイカ・スープ。190バーツ
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食堂車は外国人旅行者で賑わっていた。朝食は炒飯・春巻き・目玉焼き・スイカ・スープのセットで190バーツ。正直、選択ミスだった。朝から炒飯と揚げ物は少し重い。味は特別なものではないが、食堂車で食事をするという体験そのものはおすすめだ。

車窓の絶景

ジャングルを縫うように進む
川沿いを大きくカーブしながら進む
タイの日常のひとコマ
タイティー。40バーツで朝を整える。

チェンマイに近づくにつれ、景色が雄大になっていく。密林を縫うように走り、山と川が広がる絶景が続く。窓から顔を出したくなるほどの迫力だった。

途中駅の風景

Ban Pin
交差する線路
Sara Phi駅。チェンマイまで、8.635km。

いくつかの小さな駅に停車する。タイ国旗がはためく静かな地方の駅。バンコクとは全く違う時間が流れていた。

寝台列車から乗客席へ

シートに戻った状態

チェンマイが近くなると、乗務員が寝台をシートに戻す作業をはじめた。これが実に手際よく、ものの3分ほどで二段ベッドから乗車席へと変わっていく。上段がコンパクトに折りたたまれる様子は、なかなか見応えがあった。

チェンマイ到着

旅人たちがホームに降り立つ
チェンマイ駅 Platform 4
チェンマイ鉄道駅の外観

約12時間の寝台列車の旅。バンコクを深夜に出発し、チェンマイの朝に着く。飛行機では味わえない、この移動そのものが旅だと思う。