【バンコク│チャチュンサオ】ワット・サマーン・ラッタナーラーム|ピンクのガネーシャと参拝の作法 #2

ピンクのガネーシャ 全景と参拝客 アジア

チャチュンサオ駅を降りた。次の目的地はピンクのガネーシャで知られるワット・サマーン・ラッタナーラームだ。駅前でソンテウを探す。

チャチュンサオ駅 バスターミナル

ソンテウでガネーシャへ|40バーツ・20分

駅前に停まっていたソンテウ(乗り合いトラック)がワット・サマーン・ラッタナーラーム方面へ向かっていた。行き先はタイ語で書かれているが、「Wat Saman」と伝えれば通じるし、ガネーシャの絵があるのに乗れば間違いない。

ワット・サマーン行きソンテウ

料金は40バーツ。乗車時間は約20分。国道を走りながら、途中に農産物を扱う地元のマーケットが見えた。

ソンテウ車窓 国道
チャチュンサオ 地元マーケット
ソンテウ運賃 40バーツ

ワット・サマーン・ラッタナーラーム

正式名称:ワット・サマーン・ラッタナーラーム(Wat Saman Rattanaram)。幅16m・高さ24mの巨大なピンクのガネーシャ像で知られる寺院で、チャチュンサオ県にある。2011年建立。祈願成就のスピードが速いことで、タイの人々の間では人気の高い寺院だ。

入口には大きなモニュメントが迎えてくれる。

ワット・サマーン 入口 ガルーダ像
ワット・サマーン 入口 象の像

ただ、境内に入ると東南アジアらしい光景が広がっていた。ドラえもん、ドラゴンボールの悟空、ポケモン……神聖な寺院にそのキャラクターたちが普通に鎮座している。「これはこれで東南アジアだな」と笑ってしまった。

ワット・サマーン バットマン・悟空の像

ガネーシャ像と対面

そしてガネーシャ本体と対面した。

ピンクのガネーシャ 全景
ピンクのガネーシャ 横から

想像以上の迫力だ。横向きに寝そべる姿、鮮やかなピンク色、金の装飾。写真では伝わりきらないスケール感がある。

ピンクのガネーシャ 全景と参拝客
ピンクのガネーシャ 顔アップ

よく見ると、牙が折れている

近くで見ると、ガネーシャの牙が1本折れている。

ピンクのガネーシャ 折れた牙

これはヒンドゥー神話に由来する。ガネーシャは叙事詩「マハーバーラタ」を書き記す際、筆が折れてしまい、自らの牙を折って筆として使い続けたとされている。知恵と献身の象徴だ。

ピンクのガネーシャ 近接

驚いたのは、後ろ髪が生えていること

側面や背面に回ると、さらに驚く発見があった。後ろ髪がしっかり生えているのだ。

ピンクのガネーシャ 側面
ピンクのガネーシャ 背面・後ろ髪

正面から見ていると気づかないが、背後に回ると長い髪が垂れている。ガネーシャ像としては珍しい造形だ。

願い方も特殊

参拝の方法も独特だ。ガネーシャの周りには合計14匹のネズミの像が配置されており、自分の誕生曜日と同じ色のネズミに願う。靴を脱いで踏み台に上がり、ネズミの耳元に願い事をそっと囁く。そのとき、もう片方の耳を手で塞ぐのがポイントだ。願い事が外に漏れないようにするためだという。

9:50のソンテウで帰路へ

帰りのソンテウは9:50発を確認しておいた。ちょうどそのタイミングに境内を出ると、ソンテウが待機していた。乗客は自分だけだったため、運転手の助手席に座らせてもらえた。エアコンが効いていて快適だった。

帰りのソンテウ(空き)

観光時間は1時間で十分。半日旅行におすすめ

境内はそこまで広くない。ガネーシャ像を一周して、ネズミに願いを告げて、写真を撮れば1時間もあれば回りきれる。

バンコクから国鉄で向かい、のどかな車窓を楽しみながら半日で戻ってくる旅としては十分おすすめできる。ただし、あまり期待を膨らませすぎないほうがいい。

帰りの国鉄は普通列車を使ったが、途中まで座れなかったので、そこまで高くもないので、急行をおすすめする。

鉄道オタクの方は、日本の昭和でもあった、カチカチ音を鳴らした車掌さんのチケット確認などもあるので、これはこれでよいかも。

アクセス情報

名称ワット・サマーン・ラッタナーラーム(ピンクガネーシャ)
英語名Wat Saman Rattanaram
営業時間08:00〜17:00
料金参拝自由
住所Moo 2, Tambom Bang Kaeo, Amphoe Muang Chachoengsao, Chachoengsao 24000
アクセス(国鉄)フアランポーン駅 → チャチュンサオ駅(Rapid 997、約1時間16分) → ソンテウで約20分