【チェンマイ|Soft Power】市場内で食べる、コスパ最高朝食のトースト&タイティー

タイティーとトーストのセット アジア

旅の朝は、市場から始めよう。

宿を移動したばかりの朝、荷物を置いてすぐに向かったのは、ホステルから歩いてすぐの市場だった。チェンマイでの一日をどう始めるか迷ったら、地元の人に混ざって朝ごはんを探すのが一番だと思っている。

チェンマイ門市場|地元の朝を覗く

ตลาดประตูเชียงใหม่(チェンマイ門市場)の入口

大きな看板に「ตลาดประตูเชียงใหม่(チェンマイ門市場)」と掲げられたこの市場は、観光客向けというより地元の人の生活に根づいた場所だ。朝から店の前には食材を積んだトラックや、赤いソンテウが次々と横付けされていく。値札はタイ語表記が中心で、英語はほとんど見当たらない。それでも活気に押されるように、吸い込まれるように中へ入っていった。

揚げ物・肉料理がずらり並ぶ

ぐるぐる渦巻くタイ風ソーセージ「ไส้อั่ว(サイウア)」

市場に足を踏み入れてまず目に飛び込んできたのは、ぐるぐると渦を巻いたタイ風ソーセージの屋台。香ばしい匂いが通路まで漂ってきて、朝から食欲を刺激される。

揚げスナックが山盛りの量り売りコーナー
揚げたての唐揚げがバットいっぱいに

その隣では、山盛りの唐揚げが湯気を立てていて、店員さんが袋詰めしていく手も止まらない。地元の常連客が次々と立ち寄っては、慣れた様子で買っていく。

はかりで量るカリカリポークスキン
はかりで量るカリカリポークスキン

さらに奥へ進むと、串焼き肉の屋台に行列ができていた。豚肉や鶏の内臓を炭火で炙ったものが、バナナの葉の上でつやつやと輝いている。

サテー串焼きの屋台
サテー串焼きの屋台
炭火焼き串を手渡す店員
炭火焼き串を手渡す店員

1本10〜15バーツ程度と、地元価格の安さにも驚く。揚げたてのポークスキンやスナック菓子を量り売りする屋台では、店員さんがトングで手際よくビニール袋に詰めていた。

揚げスナックを袋詰めする様子
揚げスナックを袋詰めする様子

汁物やお惣菜パックも豊富

カレー風味の野菜炒めと惣菜
カレー風味の野菜炒めと惣菜

奥へ進むと、大きなたらいに入ったモツ煮込みや、カレー風味の野菜炒めがずらりと並ぶ一角に出た。どれも地元の人がそのまま朝ごはんとして買っていくお惣菜で、味見をさせてもらえそうな距離感の近さも市場らしい。

モツ煮込みスープの大鍋
モツ煮込みスープの大鍋
具だくさんのモツ煮込みアップ
具だくさんのモツ煮込み
バナナの葉に包まれた蒸し料理
バナナの葉に包まれた蒸し料理

バナナの葉に包まれた蒸し料理や、弁当箱に詰められたおかずセットは1箱20〜25バーツ程度。忙しい朝でもさっと買って職場に持っていけるスタイルは、日本のコンビニ弁当感覚に近いのかもしれない。

お弁当パックの売り場
お弁当パックの売り場
お弁当のおかずを詰める様子

パンやお菓子コーナーも充実

パンとロールケーキの棚
パンとロールケーキの棚

少し歩くと、今度はパンとお菓子のコーナーに出会う。カスタードがぎっしり詰まったトースト系のパンや、ロールケーキ、ドーナツが棚に並び、どれも10〜20バーツと手頃な値段。

カスタード入りトーストパン
カスタード入りトーストパン

断面を見せるようにディスプレイされたパンは、卵とバターの香りが強く、甘党にはたまらない光景だった。もち米を使った甘い焼き菓子も売られていて、パン好きなら嬉しいスポット。

ドリアンにマンゴー、南国フルーツも山盛り

カットドリアンとマンゴーの売り場
カットドリアンとマンゴーの売り場

フルーツコーナーに差し掛かると、香りだけでそこにあるとわかるドリアンがカットされてトレイに並んでいた。1パック130〜170バーツほど。隣には黄金色に熟したマンゴーが山積みにされている。

カオニャオマムアンのセット
カオニャオマムアンのセット
ドリアンともち米セットの売り場
ドリアンともち米セットの売り場

残念ながらバラ売りのフルーツは見当たらず、軽くつまみ食いというわけにはいかなかった。パック単位でしっかり買う前提の売り方は、観光客というより地元の胃袋を満たすための市場なんだと実感する。

市場の外側は野菜エリアも

宝くじ売り場とバナナ・マンゴーの露店
宝くじ売り場とバナナ・マンゴーの露店

建物の外に出ると、宝くじ売り場の隣にバナナやマンゴーを並べた露店があり、さらに奥には青菜やトマトを専門に扱うエリアが広がっていた。

青菜とトマトの野菜売り場
青菜とトマトの野菜売り場

慣れた手つきで葉物野菜を選別するおばあちゃんの姿は、まさに生活密着型の市場そのもの。観光客の姿はほとんど見かけず、地元の台所を支える場所なんだと感じさせられた。

朝食は市場内の茶店「Soft Power」へ

茶店Soft Powerの看板
茶店Soft Powerの看板

フルーツはバラ売りがなく諦めたものの、せっかくならこの市場で朝ごはんを済ませたい。そこで向かったのが、市場の一角にある小さな茶店「Soft Power」。黄色い看板に赤いタイ国旗が揺れていて、遠くからでもよく目立つ。

ドリンクメニューとカウンター
ドリンクメニューとカウンター

店先のメニューボードには、ホット・アイスのコーヒーやミロ、ミルクティーなどドリンク全品15バーツと書かれていた。元気なおばちゃんが一人で切り盛りしていて、注文するとテキパキと作ってくれる。

タイティー(15THB)とトースト(5THB)をオーダー

タイティーとトーストのセット
タイティーとトーストのセット

選んだのは、コンデンスミルク入りのアイスタイティー(15バーツ/約75円)と、シンプルなトースト(5バーツ/約25円)。この安さは、正直笑ってしまうレベルだ。

タイティーはコンデンスミルクが入っているのに甘ったるさは控えめで、朝から飲んでもすっと入ってくる爽やかな甘さ。トーストはよく焼きにしてもらい、バターとおそらくコンデンスミルクを軽く塗ってくれていて、食べやすい仕上がりだった。

感激するような特別な味というわけではないが、だからこそ毎日食べても飽きない、安心感のある味わいだ。市場で買い物を済ませたおばちゃんたちが同じようにトーストをつまんでいる姿を見て、これがこの市場の日常の朝ごはんなんだと納得した。

評価

項目評価
テイスト★★★☆☆
価格★★★★★
ロケーション★★★★☆
清潔さ★★☆☆☆
リピート度★★★★☆

まとめ

チェンマイ門市場は、観光客向けの華やかさこそないものの、地元の暮らしにしっかり根づいた活気あふれる市場だった。揚げ物やお惣菜、パン、フルーツと一通り揃っているので、滞在中の自炊用の買い出しにもぴったりだ。そして何より、茶店「Soft Power」のトーストとタイティーは、合わせて20バーツ(約100円)というコスパの良さ。宿の近くに市場があるなら、まずは覗いてみて、地元価格の朝ごはんを味わってみてほしい。

SHOP INFO

店名Soft Power(チェンマイ門市場内)
エリアチェンマイ・チェンマイ門市場内
価格帯5〜15バーツ(ドリンク全品15バーツ)
営業時間早朝〜(市場営業時間内)