「目的地に着くことよりも、その道のり(プロセス)こそが旅なのだ」猛暑と雨季の雨が入り乱れる夜、まだ見ぬ土地への切符を手に、クルンテープ・アピワット駅のホームに立った。
出発は20:05。18:20頃に駅に着いた。移動と食事の時間を考えると、これくらいがちょうどいい。

まず構内マップで全体を把握する

新しく、広い。バンコクの主要ターミナル駅にふさわしいスケール感だ。入ってすぐ構内マップがある。出口は1〜4番と5番でエリアが分かれており、乗り場はBホーム方面。まずここで全体を把握しておくとスムーズに動ける。
マップの上の方が、メトロや鉄道からのアクセス口となる。ざっくりだが、3番・5番ゲート近辺にコインロッカー、4番ゲート(画像左下)付近にフードコートがあり、5番ゲート(画像右下)付近に、シャワールームがある。
駅構内設備(コインロッカー)


駅構内にはコインロッカーが2種類ある。小型のオレンジタイプと、スーツケース対応の大型黄色タイプ。200THB/日。早めに着いて駅周辺を身軽に散策したい場合は活用しよう。
発車案内モニターで列車を確認

構内に大きな発車案内モニターがある。列車番号・行き先・時刻・乗り場が一覧表示される。乗り場は出発20分前からの案内。焦らず待とう。
チケット窓口

オンライン予約済みなら特に立ち寄る必要はない。変更・キャンセル・当日購入はここで対応できる。
セブンELEVENの自販機


構内にセブンイレブンの自販機がある。おにぎり・お菓子・ドリンク・アイスクリームまで揃っていて便利。ただしアルコールはない。飲みたい人は駅の外で調達しておこう。
フードコートで夕食


4番出口近くにフードコートがある。広くて活気があり、夜遅くまで賑わっている。


カオマンガイ、串焼き、中華、ハンバーガー。選択肢に困ることはない。今回はカオマンガイを選んだ。


可もなく不可もなく。でも出発前の腹ごしらえとしては十分だ。
駅構内の売店

フードコートには、売店もある。お菓子・飲み物など、車内で食べるものはここで調達するのもいい。
出発前のシャワーも完備。



駅にはシャワールーム付きのトイレがある。1トークンで10分利用できる。バンコクの蒸し暑さで汗をかいた後、寝台列車に乗る前にさっぱりできるのはありがたい。
出発間近は3室とも利用中になることが多い。早めに動くのが正解だ。
駅構内での売店


フードコートよりも、10〜20バーツほど安いイメージ。車内へ持ち込み食べるのもまた良いと思う。
チェンマイ行き Special Exp.13

19:30。出発時間にゆとりをもって、出発改札へ。



腹も満たし、いざ、出発………
と思いきや、まさかの「Tech Issue」で遅延が確定。


20:05出発予定が、Tech Issueにより、遅延決定。駅員に確認するとエアコンの故障とのこと。
構内には充電スポットがある。そこに陣取ると、旅人たちと自然と話が弾んだ。
デンマーク出身の青年はベトナムなどを巡っているようだ。私がデンマークで訪れた、椅子の博物館や自転車で動きやすい街並みの話や、お互いのこれからの旅の予定の話で盛り上がった。

スイス人のギャップイヤー中の青年とも話した。ハイキングが大好きな彼は、徴兵を終えて大学院までの入学までの期間を旅しているという。
後ほど彼女と合流してから、日本にも来る予定があると聞き、おすすめスポットとして、有馬温泉を勧めておいた。

実際に動き出したのは、23:56頃。
マイペンライ│サバーイ・サバーイ
タイには「ไม่เป็นไร(マイペンライ)」という言葉がある。「大丈夫、気にしないで」。そして「สบายๆ(サバーイ・サバーイ)」、のんびり、気楽に。
予定通りに出発していたら、あの会話は生まれていなかった。遅延があったから、デンマークとスイスの旅人と話せた。タイで旅をしていると、思い通りにいかないことをそれほど深刻に受け取らなくなってくる。そしてこの待ち時間での人との出会いと時間こそ、豊かさで旅の醍醐味の一つでもある。
いよいよ乗車


次の記事では、いよいよ車内の様子をお伝えする。

