シンガポールの点心 Swee Choon|深夜も賑わう、1962年創業の老舗

シンガポール|グルメ 深夜の点心 アジア

深夜1時でも賑わう、点心の店。

シンガポールに着いたのは夜の21時半。空港で交通カードにチャージして、ファーラーパークの宿に荷物を置き、夜食を探しに出た。宿から近くて、Googleの評判がよかったのがSwee Choon(瑞春)だ。店に着いたのは深夜1時22分。あとで公式サイトを見たら、日〜木のラストオーダーは1時30分。8分前の滑り込みだった。

店構え|金文字の看板と、深夜の明かり

Swee Choonの入口。金文字の看板に瑞春の文字
入口。中はまだお客さんでいっぱい

ジャラン・ベサール通り沿いに、赤い庇と、黒地に金文字の「瑞春」の看板。住所は183番地から193番地まで、6つの番地にまたがっている。1軒の店というより、通りの一角がまるごと点心の店になっている感じだ。入口のガラスには「est.1962」の文字があった。

深夜1時過ぎでも、店の中は混んでいた。

店内|深夜でも、客足が途切れない

深夜1時過ぎの店内。壁に額入りの写真が並ぶ
壁には額入りの写真がずらり

黒い天井に配管がむき出しのつくりで、天井が高い。席は丸テーブルと四角いテーブルが混ざっていて、自分の席は四角いテーブルだった。真夜中なのに、ほかのテーブルはほぼ埋まっている。夜中の1時にこれだけ人がいる点心の店は、珍しい光景。

厨房カウンターと配膳ロボット
奥の厨房前に配膳ロボットが待機

厨房の前には配膳ロボットが置かれていた。お会計は「To Cashier」の矢印に従ってレジへ。テーブルには番号札があり、入口の案内板も番号で席のエリアを分けている。自分の席の番号を覚えておくと、迷わずに済む。

メニュー|写真付きで、番号で選べる

蒸し点心と麺類のメニュー
蒸し点心と麺類のページ

メニューは全品に写真と番号が付いている。蒸し点心・揚げ物・腸粉・粥・麺・ご飯ものとジャンルごとに分かれていて、中国語が読めなくても写真と英語名で迷わない。

揚げ物・腸粉・粥などのメニュー
左の列の155番が、看板の麺線粿

揚げ物のページに「瑞春招牌」、つまり店の看板と書かれた一品がある。155番の麺線粿(Swee Choon Signature Mee Suah Kueh)。英語名にも店名が入っているので、これは外せない。

麺線粿(ミースア・クエ)を注文

看板メニューの麺線粿(Mee Suah Kueh)とチリソース
麺線粿とチリソース

出てきたのは、こんがり焼き色のついた四角い揚げ物が2切れ。チリソースが添えてある。見た目は完全に大根餅で、最初は大根餅だと思い込んで食べていた。味は見た目通りで、揚げ物の香ばしさがそのまま来る。

麺線粿の断面。中に白い麺線がぎっしり
断面。中まで麺線

ところが断面を見ると、中は白くて細い麺がぎっしり。麺線(ミースア)という、そうめんのような細い麺を固めて焼いた料理だった。メニューを見返すと、大根餅(蘿蔔糕・Carrot Cake)は153番に別にある。大根餅だと思って食べていたものが、実は店の看板料理だった。

箸でほぐした麺線粿
箸でほぐすと、麺がほどける

小籠包

せいろに入った小籠包4個と生姜入りの黒酢
せいろの蓋を開けたところ

小籠包は4個入りで、細切りの生姜が入った黒酢が付いてくる。せいろの蓋を開けると、ひだの細かい皮がふっくら膨らんでいた。

レンゲにのせた小籠包
レンゲの上で、皮を少しだけ破る

レンゲにのせて皮を少し破り、スープを先にすするのが熱さ対策。いきなり丸ごと口に入れると、中のスープでやけどする。

えび焼売

とびこをのせたえび焼売2個
えび焼売

おいしかったのが、このえび焼売。黄色い皮の上に、オレンジ色のとびこがのっている。1個の焼売に、大きなえびが2つも入っていた。

えび焼売のアップ
アップで

アップで見ると、えびの身が皮からはみ出している。刻んだえびではなく、形が残ったままのえびだ。

叉焼ご飯

叉焼ご飯
叉焼ご飯。半分に切ったゆで卵入り

最後はご飯もの。赤いタレをまとった叉焼が、ご飯の上にたっぷりのっている。半分に切ったゆで卵も入っていて、点心だけでは物足りないときの締めにちょうどいい。

1962年創業、テイクアウト窓口も

For over 50 years, we’ve been inspiring simple joys as Singapore’s happiest tim sum haven.

Swee Choon公式サイト「About Us」

公式サイトでは、自分たちを「シンガポールでいちばんハッピーな点心の店」と紹介している。深夜1時の混み合う店内を思い出すと、大げさな言い方ではないと思う。

191番地のテイクアウト窓口
191番地の窓口。揚げ物がショーケースに並ぶ

店の並びには、191番地のテイクアウト専用窓口もある。ショーケースには揚げ物の点心が並び、壁一面のメニュー看板から選べる。窓口には「NO GST」の表示があった。店内が満席のときや、宿に持ち帰って食べたいときに使える。

まとめ|着いた夜に、点心で締める

1時22分に着いて、店を出たのは閉店の2時過ぎ。看板の麺線粿、小籠包、えび焼売、叉焼ご飯の4品に、鉄観音茶とおしぼりを付けてS$21.95(約2,700円)だった。支払いは現金。

日〜木は翌2時まで、金・土と祝日の前日は翌4時まで開いている。夜の便でシンガポールに着いた日でも、点心で一食とれる店だ。ラストオーダーは閉店の30分前なので、深夜に行くならそこだけ気をつけてほしい。

料金・評価

今回の注文はこちら。

No注文価格
1麺線粿・小籠包・えび焼売・叉焼ご飯・鉄観音茶・おしぼり合計S$21.95(約2,700円)
項目評価
価格★★★☆☆
ロケーション★★★☆☆
テイスト★★★☆☆
清潔さ★★★☆☆
リピート度★★★☆☆

SHOP INFO

項目詳細
店名Swee Choon Tim Sum Restaurant(瑞春)
エリアシンガポール・ジャラン・ベサール
住所183/185/187/189/191/193 Jalan Besar, Singapore 208882
営業時間日〜木 7:00〜翌2:00(LO 1:30)
金・土・祝前日 7:00〜翌4:00(LO 3:30)
(公式サイト記載)
創業1962年
支払い今回は現金で支払い
おすすめ麺線粿(Mee Suah Kueh)・えび焼売

📍地図