チェンマイの旧市街から少し離れた通り沿い、おしゃれタウンのニマンに、家庭料理の屋台がある。木陰に簡易テーブルを並べただけの屋外席で、地元客に混じっての昼めしに最適。
店名は「นายเพทาย หมูทอด-ไก่ทอด」(ナーイ・ペタイ:Nai Phetthai Fried Pork and Fried Chicken)。豚肉と鶏肉の揚げ物を看板に、おかずビュッフェ形式の食堂も併設している。揚げ物とご飯もの、ドリンクまで一通り揃い、昼時は地元民で列をなしている。
店構え|昼どきの行列

屋台の前には木陰に沿って行列ができる。グラフィティが描かれた塀を背に、鉄骨とシートだけの簡素な造り。地元の常連らしき客が次々と注文していく。


ニマンエリアの端っこにあるこの屋台。地元ワーカーや学生らしき姿もちらほら見かける。
屋外席|木陰の即席テーブル

木陰とグラフィティの壁の客席もある。これこそ、THE屋台。プラスチックのスツールと折りたたみテーブルが数セット置かれているだけのシンプルな造りだ。昼どきは席が埋まり、外国人客の姿もある。ペットボトルの水を持参している客も多く、飲み物は各自で用意するスタイルに近い。

テーブル同士の間隔は狭めで、隣の客の会話が自然と耳に入る距離感。屋台らしい賑やかさが心地よい。
メニュー|揚げ物と価格表

ガラスケースの中には揚げたての鶏肉や豚肉が並ぶ。奥では店員2名が手際よく調理と盛り付けを進めている。ケースの前にはゆで卵や揚げスナックの袋詰めも積まれている。

価格表はタイ語と英語の併記。ライス+おかず1品盛りが40THB(約200円)、3品盛りが50THB(約250円)。揚げ豚は100gあたり40THB(約200円)、揚げ鶏は1ピース20〜40THB(約100〜200円)と、部位やサイズで細かく分かれている。数字だけ見れば安く感じるが、量り売りなので頼み方次第で金額は変わる。
おかずビュッフェ|カオラートゲーン

揚げ物屋台のすぐ隣には、ご飯におかずをかけて食べる「カオラートゲーン」形式の食堂が併設されている。青菜炒め、そぼろ肉、焼きビーフンなど、バットに数種類のおかずが並ぶ。

イエローカレー、卵入りのカレー、もやし炒め、青唐辛子炒めと種類は幅広い。ご飯に好きなおかずを組み合わせて盛ってもらう仕組みで、注文の自由度が高い。


大鍋のスープはビニール袋に詰めてテイクアウトもできる。店内で食べる客だけでなく、袋を提げて帰っていく客の姿も多い。



店員がご飯の上に手際よくおかずを盛り付けていく。注文から受け取りまでの回転が速く、行列の割に待ち時間は短い。
ドリンク|オレンジジュース100%

ドリンクはオレンジジュース100%の一択。瓶入りで冷蔵ボックスに氷詰めされ、キンキンに冷えている。暑い屋外席にはちょうどいい。

看板には「น้ำส้ม100%」の文字。果肉が沈んだ瓶を氷の中から選んで取り出す。
料理|実食プレート
選んだのはフライドチキン、そぼろ肉、煮卵、角煮のせご飯。

一皿にご飯とおかずが4種類。角煮は箸で崩れるほど柔らかく、そぼろ肉はご飯によく絡む。フライドチキンは衣が薄く、外はカリッと中はジューシー。ひとつの皿で味・食感ともに違う4品を食べ比べられるのが、ビュッフェ形式ならではの楽しみ方だ。


煮卵は味がしっかり染みていて、黄身までカレー色に染まっている。おかず同士の味の濃淡がはっきりしているので、白ご飯と交互に食べると飽きが来ない。
木陰でのランチタイム


スプーンと箸を使い分けながら食事を進める。木陰とはいえチェンマイの日差しは強く、汗をかきながらの昼めしになる。

実食プレートとオレンジジュースの合計は90THB(約450円)。屋台とビュッフェが並ぶこの一角は、旧市街から少し足を延ばすだけで行ける手軽さも魅力だ。
揚げ物とおかずビュッフェを一度に楽しめるので、何を食べるか決めきれない日にもおすすめする。木陰の屋外席は日中でも比較的過ごしやすく、地元客に混じって食べる昼どきの空気も含めて味わいたい一軒だ。
SHOP INFO
| 店名 | นายเพทาย หมูทอด-ไก่ทอด(ナーイ・ペタイ 豚肉・鶏肉の揚げ物) |
| エリア | チェンマイ・スーテープ地区 |
| 住所 | QXWC+W94, Tambon Su Thep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 |
| 営業時間 | 9:00〜 |
| 価格帯 | ライス+おかず1品盛り40THB(約200円)〜、揚げ豚100gあたり40THB(約200円)、揚げ鶏1ピース20〜40THB(約100〜200円) |
| おすすめ | フライドチキン・そぼろ肉・煮卵・角煮のミックスプレート |


